新年明けましておめでとうございます!!今年最初のブログのテーマとして、私自身思い入れのある作品、『心優しい悪魔』について解説していきます!
この作品は、私が高校三年の美術部最後の部展に出品したもので、素材は以前説明した通り太い銅線とカラーワイヤーで構成しています。私がこの作品を作る上で最も強く意識したのは、銅線による等身大の人体の表現でした。また立体作品として成立させる為にも、左右のバランスを整えるのは必須で、なるべく人や物に当たったり、強い風や揺れに晒されても立ち続けられるよう計算を繰り返しながら製作しました。また全身を彩っているカラーワイヤーは、人体の血管を表現しています。なお本体に付いている角と翼は完全な洒落です(笑)。
去年8月に阪急梅田のアートギャラリーで開かれた『ビッグアイ・ アートプロジェクト入選作品展 共振×響心』でもこの作品を出品しており、多くの人から反響がありました。
以上で心優しい悪魔についての解説を終わります。次回の更新からは自身の色々な作品について解説していきたいと思います。閲覧ありがとうございます。
なお、この作品は現在、青森の福祉施設『楽晴会』アートギャラリーにて展示されています。
住所:青森県三沢市大町2丁目6番27号